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要返し

本日NHKカルチャーさいたまアリーナ教室にて、歌舞伎舞踊に学ぶ美しい所作~観賞と体験~という講座を行いました。
10名もの方にご参加いただき私達も充実した時間を過ごさせていただきました。
お寒い中ご参加いただいた皆様にはあらためて御礼申し上げます。
さてこちらの講座にて初めて日本舞踊に触れたという方もいらっしゃり中々2時間というわずかな時間では、伝え切れなかったこともあるかと思います。
通期の講座は4月より開講予定ですが、今回は単発の講座ですので、特に初心者の方には難しかったであろうお扇子の使い方【要返し】についてここで補講したいと思います。

まずお扇子を正しく持ちます。
下図を参考にして下さい。
kanamegaeshi.jpg
次に親指を左にずらします。
kanamegaeshi (1)
下から中指、薬指、小指の三本を出します。
kanamegaeshi (2)
お扇子を左回りに一回転します。
kanamegaeshi (3)

kanamegaeshi (4)
親指を反対側に出します。(元から出ていた人差し指と親指が同じ側に出ることになります。)
kanamegaeshi (5)

kanamegaeshi (6)
親指でお扇子の要を抑えます。(要とはお扇子の骨を止めている円い金具のことです。)
kanamegaeshi (7)
これで【要返し】が出来ました。
kanamegaeshi (9)
後は練習あるのみです。
頑張って下さい!




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教えてください!

初心者です!
あの...まったくわかりません!!

もう少し詳しくおねがいできますか?

No title

はじめましてこなひさん。
藤間彰彦と申します。

この記事はNHKの講座を受講された方に向けて書いてあるので、
実際に指導を受けていなくては理解は難しいかと思います。

こなひさんが埼玉県か岩手県の当方の教室及びカルチャーにこれるようようでしたら、単発の受講もご相談にのりますので、
実際にお越しになることをお勧めします。
プロフィール

藤間彰彦

Author:藤間彰彦
埼玉県川越市在住の日本舞踊家です。
幼少より師である実父に師事し4歳にて初舞台を踏み、以後国立劇場、浅草講会堂など様々な舞台に立って来ました。
また1992年に日中友好協会を通して参加した児童文化交流をきっかけに、踊りを通した文化交流を行っています。
現在は国内をベースとしながらも国内外問わず舞踊を通した文化活動を行なっています。

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