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中国内モンゴル自治区シリンホト市文化交流⑪

ウジムチン市長のはからいで急遽実現した地元の小中学校での交流会、
文化交流の度に思いますが、子供たちの大人顔負けの技量には驚かされます!
今回も歌や楽器に舞踏と、とても小中学生とは思えない技の数々には感動させられました。

学生たちによるモンゴル琴の演奏
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学生たちによる舞踏
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こちらも何かということになり、ここでも耳に馴染みのある曲と言うことで、
『さくらさくら』を二人で踊る用に即興でアレンジし、父と二人で踊りました。
子供たちも知っている曲なので楽しく見てくれたようでよかったです。

さくらさくら
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帰りは沢山の子供たちに囲まれ後ろ髪を引かれながらバスに乗り込みました。

学生達との記念撮影
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街の入り口で行きに見た『モンゴル相撲の力士像』と記念撮影。

モンゴル相撲の力士像の前で
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6時だというのに昼間のような草原を突き進みシリンホトへと戻りました。

天堂草原(現地時間PM6:00)
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今回の交流も初めから終わりまで実に充実した交流となりました。
帰国する日の朝も、朝早い便だと言うのに、
早朝から学部長や副学部長をはじめとする先生方が集まり、
絢爛豪華な装飾が印象的なモンゴル料理のレストランにて朝食をご馳走して下さりました。

金色のモンゴル料理店
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店内も金一色
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更に空港まで見送って下さり「また来年もいらしてください。」との言葉まで頂きありがたい限りです。
私達も是非機会を作ってこれからも交流していきたく思いました。

中国内モンゴル自治区シリンホト市文化交流⑩

我々の訪れた街『ウジムチン旗』は武術に秀でた民が集まり出来た街だそうで、我々の訪れた舞踊団の練習場もモンゴルの「男の3種競技」と呼ばれるモンゴル相撲、馬術、弓術の博物館に併設された建物の中にありました。

練習場へ
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我々が訪れた時、団員の方々は丁度練習中でした。
そのままお互いの自己紹介を簡単に済ませ、早速交流がスタート、まずは舞踊団の皆さんの作品を見せて頂きました。
今回は練習場でということもあり、衣装などは身に着けず練習着にてということでしたが、その方が返って技量を見易いのでとても興味深く見学させていただきました。
やはり日夜興行を行なっているプロフェッショナル、その芸の切れは流石でした。

歌舞団の女性達による舞踏
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続いて今後は私達が発表することになり、私は『さくらさくら』を、父は清元『玉屋』を舞いました。

清元『玉屋』
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最後は最早恒例となった盆踊りにて〆、ここでも皆さん楽しんでくれたようで何よりでした。

みんなで盆踊り
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モンゴル舞踏を習う師弟
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昼にはなんとウジムチン市の市長さんが、我々の為にわざわざいらして下さり恐縮でした。

ウジムチン市長との会食(父の右隣りが市長さんです。)
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そして市長さんの鶴の一声で、午後に市内の小中学生による芸能の発表会が催されることとなりました。
ここら辺は流石共産圏のお国柄という感じです。

中国内モンゴル自治区シリンホト市文化交流記⑧

三日目の午後はシリンホト市内にあるアスレチッククラブでの交流です。
今日は民族舞踊を踊るスペシャルカリキュラムということで、このクラブの会員の中から希望者を募ったそうです。
先ずはモンゴルの民族舞踊アンダイという、日本でいう盆踊りのようなものを皆で習いました。
講師は学校から同伴してくれた舞踊科の先生方、どうやら普段から客員講師で入らしているようで慣れたものです。
両手に赤い布を持って踊るアンダイは、民間の踊りということで簡単で陽気な振りなので、我々も直ぐに振りを覚えられ楽しく踊れました。

アンダイを習う師弟
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アンダイの後は我々の番です。
対象が民間の方々であり時間も限られていたので、午前中に好評を得た盆踊りを再度教授しました。
こちらも簡単な振りなので皆さん楽しく踊ってくれ何よりでした。

みんなで盆踊り
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最後に我々の躍りが見たいということで、救急発表をすることに、ここ数日間の手応えとして、こちらの方々にも耳に馴染みの曲『さくらさくら』がよいだろうということになり、父と親子で踊ることに、全く同じ振りを二人で踊っても芸がないので、要所要所で振りをシンメトリーにしたり、アレンジを加えて講演しました。
ぶっつけ本番でアレンジを考えながら踊るのは中々大変でしたが、面白くもありました。
何より皆さんが楽しんでくれたのが、一表現者として何よりの喜びでした。

さくらさくら(二人舞)
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本当に勉強になる旅です。
最後は恒例の記念撮影。

参加者全員で
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講師陣と
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さて明日は交流の最終日にして遠征です。
天堂草原を東へ、シリンゴル盟ウジムチンに向かいます。

中国内モンゴル自治区シリンホト市文化交流⑦

交流も今日で三日目、今日の午前中はシリンホト市の歌舞団との交流です。
ミルクとボーブ(シリンホト文化交流記②参照)で簡単に朝食を済ませた僕たちは、早速市内にある
シリンホト市青少年劇場に向かいました。

シリンホト青少年劇場
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お互いの簡単な紹介を済ませた後は、早速双方の舞踊の発表になりました。
先に歌舞団の皆さんの発表となりました。
彼らの舞は、自身による振り付けの羊の毛を刈り取る踊りや、モンゴル相撲の舞など生活に根差した振りが付けられており、興味深く見させて頂きました。
続いて我々の発表となりました。
今回は時間も限られていたので、先日の講義の際にも踊った中国の方にもなじみ深い『さくらさくら』と黒田武士と唐傘の創作舞踊の小曲を披露しました。

さくらさくら
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唐傘
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発表の後は交流となり、こんな時のために用意しておいた盆踊りを皆で踊りました。
簡単な振りなので皆さん楽しみながら踊ってくれたようで、何よりでした。

みんなで盆踊り
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最後は皆で記念撮影、よい時間を過ごせました。

歌舞団の皆さんと
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中国内モンゴル自治区シリンホト市文化交流⑥

最初の交流を終えた僕たちは、昨日の学食に併設された宴会場で再び昼食をとり昼休み。
午後には学校側が正式に歓迎式を開いてくれるそうで、一休みした僕たちは、着物に着替えて会場に向かいました。

式場へ向かう師弟
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歓迎式には、忙しいなか校長先生を始め関係各位の先生方が集まって下さいました。
式はデーチンにサェーハン二人も日本語の流暢なスタッフがいるので、言葉の面では、今までの交流で一番楽をさせてもらいました。

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いつもは通訳しながら、踊りを指導するので中々大変なのです。
今回はそんな訳でほぼ舞踊に専念できました。
歓迎式が終わった後は、午前中の交流にも参加して下さった舞踊学科の先生方との討論会となり、お互いの舞踊に対する様々な疑問に対し、双方実演を交えた回答がなされました。

歓迎の垂れ幕の前で白熱する舞踊家達(横関は我々の本名です)
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やはり舞踊家同士話すより舞う方が伝わることもあるようです。
しかし午前中は日本舞踊に皆さん苦戦していましたが、モンゴル舞踊も難しいです。
プロフィール

藤間彰彦

Author:藤間彰彦
埼玉県川越市在住の日本舞踊家です。
幼少より師である実父に師事し4歳にて初舞台を踏み、以後国立劇場、浅草講会堂など様々な舞台に立って来ました。
また1992年に日中友好協会を通して参加した児童文化交流をきっかけに、踊りを通した文化交流を行っています。
現在は国内をベースとしながらも国内外問わず舞踊を通した文化活動を行なっています。

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