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河越流鏑馬2012

今日は川越市内上戸の常楽寺にある国指定史跡河越館跡にて行われた河越流鏑馬を見て来ました。
鎌倉時代の武士たちは、戦いに備えて日々武芸の稽古を怠りませんでした。
馬を馳せつつ弓矢で的を射る流鏑馬もこうした武芸のひとつです。
河越流鏑馬は、中世武士の拠点だった河越館跡でその様子を今に再現しようとする催しです。
今日は心配された天気も何とか持ちこたえ、沢山の観客達が馬を馳せつつ弓矢で的を射貫く勇壮な流鏑馬の演武に見入りました。
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また今回は女性による演武も行われ、催しに華を添えていました。
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石原のささら獅子舞

埼玉県の無形民俗文化財【石原のささら獅子舞】を見て来ました。
隣の町内で行われているこの芸能恥ずかしながら今まで見たことがありませんでした。
昨日の藤間流発祥の地といい、僕のアンテナ壊れてますね(^_^;)
今日は生憎の雨で獅子舞は公民館にて行われました。
この獅子舞ですが埼玉県川越市石原町の観音寺の祭礼に奉納されるもので、【風流派】一人立 三頭獅子 龍頭の獅子舞に属し、約300年もの歴史があるそうです。
3頭の獅子に悪魔除け、安産、子育ての願いを託し町内の家々を巡ります。
ちなみにささらとは、花笠を被った少女【ささらっ子】が手にしている竹を細く割って作った楽器です。
ささら獅子舞①
獅子舞のクライマックスは【雌獅子隠し】と呼ばれる場面で、雌獅子の両脇に【ささらっ子】が並び、雌獅子を隠し、残された二匹の雄獅子がいなくなった雌獅子を探し求めながら激しく争います。
今日は屋内ということで非常に間近に見ることが出来とても迫力がありました。
ささら獅子舞②
昼休みを挟んだ午後の演舞は家々を経巡り歩くので、天候が案じられたのですが、ふたを開けてみれば午前中の雨が嘘のような快晴、青空の下一列になって進む獅子舞の一行には、日本人の心の琴線に触れるような懐かしさ美しさがあったように思えました。
ささら獅子舞③
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プロフィール

藤間彰彦

Author:藤間彰彦
埼玉県川越市在住の日本舞踊家です。
幼少より師である実父に師事し4歳にて初舞台を踏み、以後国立劇場、浅草講会堂など様々な舞台に立って来ました。
また1992年に日中友好協会を通して参加した児童文化交流をきっかけに、踊りを通した文化交流を行っています。
現在は国内をベースとしながらも国内外問わず舞踊を通した文化活動を行なっています。

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